サマーオブラブ
『僕やっぱり勉強が足りないから
くもんに通おうかな?』
ってお父さんに言ってる
小学4年生くらいの男の子を見た
一体どうやって育てたら
そんなに客観的に自分を見られる
10歳になれるんですか?
え?
人間わからないことばかりで
もうわかんなくってもいい!
あたしだってくもん通ってやる!
体があってよかった
手足があるだけで
心で焦がれられるだけで
涙が出るだけで
生きてるだけなのに
生きてるなんて
なんて素晴らしいのかな
この感覚は
何にも変えられない
くもんに通っただけじゃ
伝えられない
いつか自分が親になる時に
君に伝わればいいね
会いたかったよと
生きてくれてるだけで
母は幸せだよと
君は宝物だよと
もしそういう未来がきたら
一緒にバンドをやろう
一緒に歌をうたおうね
お揃いの服を着ようね
出逢いの話をしようね
なんの色を好きになるかな
なんの曲が好きになるかな
あたしと同じで
虫を好きになってくれる?
あたしと同じで
いつかはハイヒールにアカペラを
興味を持ってくれる?
でもね
勉強はとても上手に教えられる
自信がないからね
やっぱりさあ
くもんに通わせよう、かな?
Chami
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